【2025年最新】婚姻届の書き方完全ガイド|必要書類・見本付き・よくある失敗例まで徹底解説
結婚が決まったカップルにとって、婚姻届の提出は二人の人生を法的に結び付ける大切な記念日です。
しかし「たかが一枚の書類」と侮っていると、思わぬところでつまづいてしまうことも…!
そこでこの記事では、婚姻届の基本から書き方のポイント、よくある失敗例まで、スムーズに婚姻届を提出するためのノウハウをご紹介します。
【このコラムでわかること】
- 婚姻届を提出するまでの流れと準備物
- 各項目の正確な書き方と注意点
- 記入時のよくある失敗と対処法
- 婚姻届提出後の手続きについて
婚姻届は二人の新生活への第一歩

婚姻届は、単なる行政手続きではなく、おふたりの人生を公的に結び付ける大切な書類です。この一枚の紙が、新しい家族の始まりを告げるのです。
実は、この婚姻届の提出で思わぬトラブルに見舞われるカップルは少なくありません。「記入内容に不備があって希望の日に受理されなかった」「本籍地が間違っていた」など、ちょっとした油断が記念日に水を差すことも。
そこで今回は、婚姻届を滞りなく提出するためのポイントを詳しく解説します。
この記事を参考に素敵なご入籍日を迎えてください!
婚姻届提出までの流れを把握しよう
まずは婚姻届提出までのステップを紹介します。
- 提出日を決める
覚えやすく、二人にとって意味のある日を選ぶのもいいですし、一粒万倍日といった吉日を選ぶのもオススメです! - 必要なものを準備する
婚姻届、本人確認書類、黒のボールペン(消えないもの) - 婚姻届を入手する
オリジナル婚姻届をオーダーする、役所で受け取る、オンラインでダウンロードする、雑誌の付録を利用するなど - 婚姻届に記入する
各項目を正確に記入(詳細は後述します) - 証人に署名をもらう
18歳以上の方2名に依頼(親や友人、会社の方など) - 婚姻届を提出する
全国どこの役所でも提出可能 - 必要に応じて婚姻届受理証明書をもらう
新しい戸籍ができるまでの証明として活用
婚姻届提出に必要なものリスト
婚姻届を提出する際に必要なものは以下の通りです。
- 婚姻届(書き損じに備えて2〜3枚用意しておくと安心)
- 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
- 黒のボールペンまたは万年筆(消えるペンや鉛筆は使用不可)
- 印鑑(任意。必須ではなくなりましたが、用意しておくと安心)
※2024年3月から、戸籍謄本の添付が不要になりました。ただし、婚姻届には「本籍」の記入欄があるので、事前に確認しておきましょう。
知っておきたい!婚姻届の入手方法

婚姻届は、以下の方法で入手できます。
- 役所でもらう
市区町村役場の戸籍担当窓口で無料でもらえます。代理の方が受け取ることも可能です。 - お気に入りのデザイン婚姻届を購入する
最近デザインや用紙にこだわったデザイン婚姻届がたくさん販売されています。一生に一度の記念にオリジナルデザインの婚姻届を購入してみるのも良いでしょう。 - インターネットでダウンロード
自治体の公式サイトや婚姻届専門サイトからダウンロードできます。A3サイズの白い紙に印刷してください。 - 雑誌の付録を利用する
結婚情報誌などに付録として付いていることがあります。限定デザインなど、思い出に残る婚姻届を選ぶこともできます。 - ご当地婚姻届を探す
地域や人気キャラクターとコラボした婚姻届も増えています。思い出に残る婚姻届を選ぶのも素敵な思い出になるでしょう。
※デザイン婚姻届は自治体によっては受理できない場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。
【項目別】婚姻届の正しい書き方
それでは、婚姻届の各項目の書き方を詳しく見ていきましょう。
1. 届出日・届出先

- 左上に婚姻届を提出する日付を記入します。
提出した日が法的な結婚記念日となります! - 和暦(令和〇年〇月〇日)で記入するのが一般的ですが、西暦でも問題ありません。
- 届出先には提出する市区町村名を記入します。
2. 氏名・生年月日

- 婚姻前の氏名を正確に記入します。
- 戸籍に記載されている通りの漢字、ふりがなで書きましょう。
- 生年月日は日本人の場合は和暦(昭和、平成など)、外国籍の方は西暦で記入します。
略字(SやHなど)は使用しないでください。
3. 住所

- 現在『住民登録されている住所』を記入します。
- マンションやアパート名、部屋番号まで記入しましょう。
- 住所の記入欄が小さいため、省略せずに書ききれるよう工夫しましょう。
- 婚姻届と同時に転入届を出す場合は、新住所を記入するケースが多いですが、自治体により対応が異なるため事前に確認を。
また、住民票に登録しているマンション名などが長い場合は、下記のように記載しましょう。

- 番地や番・号に斜線を引いて、枠内に建物名や部屋番号まで記載しましょう。
4. 本籍

- それぞれの現在の本籍地と筆頭者の氏名を記入します。
- 本籍地が不明な場合は、事前に戸籍謄本などで確認しておきましょう。
- 「筆頭者」とは戸籍の最初に記載されている人のことです。親の戸籍に入っている場合は、多くの場合、父または母が筆頭者となります。
- 国際結婚の場合、外国籍の方は本籍欄に「国籍」を記入します。
5. 父母の氏名・父母との続き柄

- 父母が婚姻中の場合、母親は名前のみの記入でOKです。
- 父母が離婚している場合は、父母それぞれの現在の氏と名を記入します。
- 父母が亡くなっている場合も記入が必要です。
- 続き柄は、長男・長女は「長」、二男・二女は「二」と漢数字で記入します。「次男」「次女」ではないので注意しましょう。
6. 婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍

- 夫の氏または妻の氏のどちらかを選び、チェックを入れます。
選んだ方の氏が新しい戸籍の筆頭者となります。 - 後から変更することは難しいので、よく話し合って決めましょう。
- 新しい本籍地は、新居の住所など、日本国内であればどこでも設定可能です。
- 選んだ氏の方がすでに戸籍の筆頭者の場合(再婚など)は、新本籍の記入は不要です。
7. 同居を始めたとき・初婚・再婚の別

- 結婚式を挙げた年月または同居を始めた年月のどちらか早い方を記入します。
- 婚姻届提出時に、まだ同居も結婚式もしていない場合は、空欄にして後ほど説明する「その他」欄に「同居も結婚式もしていない」と記入します。
- 初婚か再婚かの欄にチェックを入れます。再婚の場合は、死別か離別かも選択し、その年月日を記入します。
8. 同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事と夫妻の職業

- 一人暮らしだった場合は自分の職業、親と同居していた場合は世帯主の職業を選択しチェックを入れます。
- 「夫妻の職業」欄は、国勢調査が行われる年度(5年に一度行われる)にのみ記入が必要です。
なお2025年は国勢調査が行われる年ですので、記載が必要です。
9. その他

- 特記事項がある場合にのみ記入します。
- 例えば、未成年者の婚姻の場合は親の同意が必要で、この欄に同意の署名をもらいます。
- 離婚した同一人と再婚する場合は「離婚した同一人との婚姻である」と記入します。
- また、入籍前に同居も結婚もしていない方はここに「同居も結婚式もしていない」と記載します。
10. 届出人

- 夫婦となる二人が自署します。
- 押印は任意となっていますが、あれば安心です。スタンプ印やゴム印は避けましょう。
11. 証人

- 18歳以上の証人2名が必要です。
- 証人本人が自署する必要があります。
- 氏名、住所、生年月日に加え、本籍の記入も必要ですので、証人になってほしい方には事前に証人になって欲しい旨を伝えておくと安心です。
- 証人が2名とも同じ住所や本籍でも、「同上」「同左」などの省略はせず、それぞれ記入しましょう。
12. 連絡先

- 日中に確実に連絡が取れる電話番号を記入します。
- 記入内容に不備があった場合、役所から連絡が来るので重要です。記載漏れがないようにしましょう。
婚姻届の書き方でよくある失敗と対処法
婚姻届の記入時にいくつか注意すべき点があります。ここでは婚姻届の記入でよくある失敗と対処法を紹介します。
誤字・脱字の訂正方法
まず婚姻届の記入で特に多いのが書き間違いです。正しく訂正しないと希望の日にちに受理されなくなってしまいますので、正しい訂正方法を知っておきましょう。

間違えた部分は上記のように二重線で消し、余白に正しい文字を書きます。修正液や修正テープは使用できません。
万が一修正液や修正テープなどを使用してしまった場合には、新しい婚姻届にもう一度書き直しましょう。
本籍地や氏名の間違い
戸籍謄本で正確な情報を確認しておくことが大切です。
- 本籍地に間違えて現住所を書いてしまった
- 「髙橋」「淺田」「黑田」「齋藤」などの旧字体の名字を新字体で書いてしまった
上記のような間違いがないように、婚姻届を書く前に必ず戸籍謄本を手元に用意しておきましょう。
証人の署名漏れ
証人は必ず証人となる方、本人が署名する必要があります。代筆は認められません。
また、証人が「自分の本籍がわからないから」と空白にしてしまったケースも稀にお聞きします。
しかし本籍などの必要事項が空白だと受理されないので、必ず全ての項目を埋めてもらうようにお願いしましょう。
万が一の失敗に備えて、婚姻届は複数枚用意しておくと安心
誤字や脱字をしてしまった場合でも、二重線で消して空いている箇所に書き直すなどリカバリーはできます。
ただ、複数回間違えてしまったり、記入欄に余白がなく書き直せないといったケースも多くお聞きします。
こうしたミスを事前に考慮しておき、婚姻届は2~3枚ほど手元に用意しておくと非常に安心です!
婚姻届はどこで提出できる?
婚姻届は全国どこの市区町村役場でも提出可能です。
例えば以下のような選択肢があります。
- おふたりの住所地の役所:最も一般的な提出先です。
- 本籍地の役所:どちらかの本籍地がある市区町村でも提出できます。
- 思い出の場所や旅行先の役所:特別な思い出の地で提出するカップルも増えています。
役所の窓口は、平日の日中が基本ですが、多くの自治体では24時間365日、婚姻届を受け付けています(夜間・休日窓口)。ただし、夜間・休日窓口の場合は不備があった場合、その場で修正ができない可能性があるので注意が必要です。
婚姻届受理証明書って何?
婚姻届を提出した後、新しい戸籍ができるまでには数日から1週間程度かかります。その間、結婚したことを証明する書類として「婚姻届受理証明書」があります。
- 用途:住民票の名義変更や会社への届出などに使用できます。
- 種類:書類タイプ(公的手続き用)と賞状タイプ(記念用)があります。
- 入手方法:婚姻届提出時に申し出ることで発行してもらえます。
- 費用:書類タイプは1通350円程度、賞状タイプは1通1,400円程度で発行できます。(地域によって値段が異なります。)
ただし、銀行口座や運転免許証の名義変更には使えないケースが多いので、注意しましょう。
婚姻届の書き方についてのよくある質問(Q&A)
ここでは婚姻届を書く際に、よくある質問をご紹介します。
Q:夫婦の姓は必ず夫側の姓にしなければいけませんか?
A: いいえ、夫の姓でも妻の姓でも、どちらを選ぶこともできます。
選んだ姓の方が新しい戸籍の筆頭者となります。慎重に話し合って決めましょう。
Q: 証人は誰に頼むのが一般的ですか?
A: 多くのカップルは親や兄弟姉妹、親しい友人に依頼します。
18歳以上であれば誰でも証人になれますので、二人にとって意味のある方に依頼するのも素敵です。
Q: 国際結婚の場合、婚姻届はどうすればいいですか?
A: 基本的な書式は同じですが、外国籍の方の本籍欄には「国籍」を記入するなど、いくつか異なる点があります。
また、国籍や居住地によって必要な書類も変わりますので、事前に役所や在日大使館・領事館に問い合わせることをおすすめします。
Q: 再婚の場合、婚姻届の書き方は変わりますか?
A: 基本的には初婚と同じですが、「初婚・再婚の別」の欄で「再婚」にチェックし、前の配偶者と死別または離別した年月日を記入します。
また、すでに戸籍の筆頭者である場合は、新本籍の記入は不要です。
まとめ:婚姻届は二人の門出を祝福する特別な一枚

婚姻届は、二人の新しい門出を告げる大切な書類です。
記入に不安があれば、この記事を参考に、また役所の窓口で事前確認をするなど、万全の準備をして臨みましょう。
特に思い入れのある日付を選んで提出する場合は、不備がないよう十分に確認することが大切です。思い出に残る素敵な入籍日となりますように!
